バレリーナはつま先立ちした1本足でクルクル回転する(ピルエット)などバランス力に優れていますが、中でもルーマニアのアリーナ・コジョカルさんのバランス感覚が尋常ではないと話題です。
奇跡のバランス力
まずはこの動画をご覧ください。冒頭にいきなり驚くべきシーンが出てきます。
第12回世界バレエフェスティバルで披露した「コッペリア」です。10秒以上もの「アティチュード(片方の脚を軸にして立ち、もう一方の脚は膝を約90度に曲げて体の前方または後方に持ち上げて保つポーズ)」に世界中から驚愕と称賛の声が上がっています。
↓ こちらはレッスン風景。さぁ皆さんもご一緒に、爪先立ちで競争しましょう(笑)!
↓ こちらは雨の中の野外舞台での公演。滑りやすいステージでも安定感抜群の踊りに、ただただ驚くばかりです。
驚異のバランス力を支えるアリーナコジョカルの筋トレ方法
この秀逸なバランス感覚と脚力、背筋力をどのようにして鍛えているかというと
片足立ちで片手には10キロもある鉄のウェイト。足を120度以上に開き、この状態のまま立っている方の膝を曲げ、つま先立ち、曲げ、つま先立ち・・・とトレーニングしているそうです(@_@;)
バレリーナって、優雅な踊りの影にこんな努力が・・・すごいですね。
バレエは人間技を超えた域にある芸術だと思います。
アリーナ・コジョカル (Alina Cojocaru, 1981年5月27日 – )は、ルーマニア出身のバレリーナ。2013年7月まで英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルを12年間務めた。現在はイングリッシュ・ナショナル・バレエのリード・プリンシパル。
157cmと小柄ながら、技巧に裏打ちされた単純明快な踊り、少女役から中年夫人までこなす演技力は最高水準にあるとの呼び声が高い。(Wikipediaより)