バンコクから電車に乗ってアユタヤ遺跡に行きました。自転車(ママチャリ)を借りて家族4人でアユタヤの街を走るのは本当に爽快でした。
目次
フアランポーン駅から国鉄でアユタヤへ
アユタヤ!世界史で出て来たアユタヤ!
今日はそこに行く日です(^^
朝8時20分のExpressに乗る予定で8時頃にフアランポーン駅に着きました。時刻表はタイ鉄道のホームページから確認できます。
チケット売り場に向っていると首からIDカードをぶら下げたお姉さんが話しかけてきて、「アユタヤに行くなら8時20分のも8時30分のもチケットは売り切れたわよ」と。
「えぇぇ!まじで?」と驚き、話を聞いていると「9時台なら320バーツであるけど。」と。
20バーツの自由席で行くつもりにしていたので、「うーん、高いけど、仕方ないかなぁ」と思っていました。
「帰りはどうするの?」というので「乗合バスで帰ってくる予定だけど」というと
「バスも高いよ!同じ値段するから電車の方がいいよ。往復なら320バーツのところ、300バーツで良いし」とか。
うーん、なるほど。怪しいぞwww
乗合バスのロットゥなら60バーツから80バーツ程度のハズやん。
「アユタヤではどうやって観光するの?」というので「レンタル自転車で」というと
「ダメダメ、暑いし危ないよ!自転車も高いし!私に任せてくれたらアユタヤ全部を回る車も手配出来るよ!」
おいおい(爆)ツアーの客引きかいっ!
「あー、もういい。チケットカウンターに行くから」とバイバイして、本物のチケット売り場へ。
「8時20分のアユタヤ、4人」と言うと、ここでも「席無いよ(no seat)。次は10時30分。」とか言われて焦りました( ̄m ̄;
「えー、8時30分のもないの?高いのじゃなくて安いのでいいねんけど」というと、「あー、席が無いチケットならあるよ」って。席が無い=自由席、ね。
それそれ。無事8時20分の自由席を1人20バーツでゲット出来ました。
もし電車のチケットカウンターで「no seat」って言われたら、「指定席はない、自由席しかない」って意味かも知れません。諦めずに聞いてみてください。
11番ホームに行けと言うので、行くと古い電車が止まっていました。乗り込んだらヨーロッパ系バックパッカーだらけで、「これやな」と安心(笑)
後ろの方の車両は満員だったので、前の方に行くとクーラーの効いた指定席車両、さらに前に行くとガラガラに空いた自由席(一応指定も出来るらしい、安い席)の車両。
誰かが来て「ここ私の席」って言われたら違う席に移ればいいやん、ということでその車両に決めました。昔の新幹線とか特急みたい?
プラスティックの席に開く窓、天井には扇風機、網棚や吊革の感じも懐かしい。
アイスコーヒー?を売りに来たおばさんと、それを飲みながらチケットに穴を開けていく車掌さん。テンション高く「アユタヤ?」「アユタヤ!」と夫とハイタッチ(謎)
アユタヤ行きの電車の自由席については色んなブログを見る限り賛否両論ですが、私たちは1月の乾季ということもあってか、窓を開けると涼しくて快適でした。南北に移動するので行きも帰りも座席によっては日光が直撃しますが、それさえ気を付ければ全く問題ないかと。
都市部の沿線は色んな意味で「ぐちゃぐちゃ」でスラム的なところや屋台、車の大渋滞、大規模な工事、建設中の巨大な駅のターミナル、などを目にしました。
都市部を抜けると一気に平野です。
1時間半はあっという間に過ぎ、電車の遅れも5分程度。車掌さんも「次はアユタヤ!5分しか遅れてないよ!すごいよね!」って大声で言ってました。それを聞いて隣のアメリカ人と目が合って「5分しか、ってどうよ」ってwww
アユタヤ駅はそれまで通ってきた駅とは比べ物にならないくらい綺麗でした。
駅に着くとアユタヤの遺跡地図を無料で配っていました。
帰りはロットゥ(乗合バス)で、と思っていたのですが、電車から渋滞を見た後では「帰りも電車にせーへん?」という話になり、午後3時35分のバンコク行きの特急のチケットを買っておきました。
駅には大きな時刻表があり、その写真を撮ってチケットカウンターに行って「この電車」と…簡単でした。
駅を出るとトゥクトゥクの客引きがすごい・・・(汗)おばちゃんにぐいぐい引っ張って行かれるとまた地図をくれました。
お、日本語あるやん。便利♪
しかしこのおばちゃんもツアーの話をしだしたので、「あー、今日は日本の友達のところに行くためにここに来てん」と嘘を言って逃げ切りました(--;
船で川を渡り、渡ったらすぐにレンタサイクル屋さんがありました。
変速機付きママチャリ50バーツ、マウンテンバイク100バーツ。
我が家は慣れたママチャリでOKです。
レンタサイクルにはパスポートが必要だとどこかのブログに書かれていたので、パスポートのコピーを取って持って行っていました。それでOKでした。
お寺は4つに限定、大事なミッションは象に乗ること!
奈良や京都もそうですが、お寺とか遺跡とか、たくさん周っても凡人は飽きてしまうだけ(汗)なので4つだけに限定していきました。拝観料もかかるしね。
夫を先頭にして自転車でGO!
まずはワットマハタート
自転車を走らせながら、子どもたちは
「奈良感ハンパない」とか。奈良って大阪の子どもたちにとっては小学生の時から遠足の行先にもなるくらい身近で、空気感がその奈良に似ていると。
確かに。アユタヤって遺跡しかないイメージでしたが、道も綺麗し、普通に静かな古都でした。学校も、病院も普通にある、生きてる町です。
暑さも心配していましたが、これもやはり乾季だったからか「風が心地いい」。
大阪の地獄のような暑さの中、過酷な夏休みの部活を知っている子ども達にとっては「気持ちいい暑さ」だったようです。
5分も行くと着きました。自転車置き場も完備されています。
観光客だらけ!(お前もなー)
拝観料は50バーツです。
おおー。ざっつアユタヤ!思ったより小さい仏さまの頭でした。
破壊され尽くした、頭部の無い仏像が多くて、心が痛みました。ここにあったのはどれほどの狂気なんでしょうね・・・。子どもたちに、にわか知識ではありますがアユタヤ(タイ)の歴史を軽く説明しながら、「その宗教で大切にされているものを破壊する、って本当に残酷で人の心を折るのには効果的なんだろうな」と実感しました。
次のお寺に向う前にトラブル発生
次の目的地であるワットプラシーサンペットに向う前にトラブルが発生しました。
長女の自転車の鍵(ワイヤー)が開かない・・・。鍵はなんとか刺さるけど回らない。
うーん、レンタサイクル屋の電話番号は持ってるけど、私のスマホで電話出来ないし、と困って、公衆電話がないかと警備員らしき人に尋ねました。「自転車の鍵が開かなくなっちゃってー」と事情を説明すると、
「あー、見てあげる」と言って、私と夫と次女がそれぞれ持っていた鍵を次々に刺して試して、見事開けてしまいました!すげー(爆)
「こういうのってよくあるから、開かなくなったら違うカギを試すといいよ!」って(^^
ありがとー!!
実はこの警備員らしきおじさん、ツアリスト・ポリスだったみたいで、拝観料が必要なお寺では入り口付近で見かけました。助かりますね。
アユタヤの中心部には自転車専用レーンもあります。
2番目にワットプラシーサンペット
そしてワットプラシーサンペットに到着。
長女はショートパンツだったので、お寺に入る前にショールを巻いて巻きスカート風にしていました。自転車置き場でそれをしていて、あまりにもたもたしていたからか、見るに見かねた1人でお土産屋を売っていたおばちゃんが手伝ってくれました(^^;
拝観料50バーツを払って・・・
とても大きくて、レンガに塗られた装飾もそのままで、見応えのあるお寺でした。今回見た中で一番好きな遺跡かも。
出る時に長女は「さっきのおばちゃんとこでお礼に何か買ってくる」と、小さなポーチを買っていました。
お昼ご飯は学生が集まる食堂で
象に乗る前にお昼ご飯を食べることにしました。
来た道をちょっと戻って食堂がたくさんあった通りに行きました。近くに学校があるらしく、学生や先生が食べにくるようです。きっと安くて美味しいんでしょう♪
世界的な観光地にも関わらず、看板等には英語はありませんでしたが、何とかなるかと思って愛想の良いお姉ちゃんがいたお店に入りました。
メニューには写真と英語が添えられていました(^^
うん、やっぱりタイ料理、美味しい!大好き!
憧れの象乗り体験
ご飯を食べてから象に乗りに行きました。
エレファントキャンプ。1人400バーツ。まぁ安くはないけど仕方がない。一生に一度の体験になるだろう、多分。ということで!
っていうか、私的には念願の象乗り!!!もう、何年も前から、「キリンの走る姿を見たい」と同じくらい「象に乗りたい」、そして「ジンベイザメと泳ぎたい」←大きい動物好き。
何しにアユタヤに来たと思ってんね~ん!400バーツ?払う払う(笑)
が、しかし、ここでもトラブルが。エレファントキャンプに着いた途端、長女が「ワイヤー(自転車の鍵)がない。。。」
どこかで落としたみたいで。トホホ。子どもらをエレファントキャンプに置いて夫と捜しに行きましたが、見つからなかったので諦めました。レンタサイクルで弁償かー。。。
気を取り直して!れっつ、象!
すごく揺れました。でもそれも気持ちいい。しかも象の肩の筋肉を感じることが出来て感激です。ゆっくり時間が流れ、高い所から景色を見渡せてとても優雅な気分になりました。
3つめのお寺はワットロカヤスタ
ワットロカヤスタは拝観料無料でした。
公園にいきなりどーんと仏様が寝ている感じ。突然現れます(笑)
敷地内に無いっていくとおばあちゃんがお供え物のお花とお線香とろうそくと金箔を売りにきました。20バーツ。
強制ではないみたい?1セットだけ買って、お供えしてお祈りしました。
最後に一番遠いワットチャイワッタナーラームへ
街のはずれにあるワットチャイワッタナーラームというお寺は一番大きくて見応えがあるらしく、せっかくだから町はずれまで行ってみようということで行くことにしました。
楽しー♪
この道、通れるん?っていうような道でも、近所のおっちゃんが「通れるよー。まっすぐ行きなー。」って教えてくれたり。
確かに通れた(笑)階段だけどね。
さすがに大きな道路に出て大きな橋を渡ると、子ども達もくたびれて来た様子。
でも、無事着いた!
かなり大きい!!威圧感!!
中に入らなくても十分大きさは分かった!ということで外から見て終了(笑)
お寺の向いでスムージーを買って帰途に着きました。
まさかの迷子・・・
後は駅に向かうだけー・・・のはずが、まさかの迷子に(@_@;
夫、痛恨のミス(苦笑)
しかしここでもGoogle先生には頼らず、夫は制服を着たおじさんに地図を見せて説明を受けてました。がんばれ、夫!
まぁ、結果的にちょっと遠回りしていただけで、無事に帰ることが出来ました。
レンタサイクルのおばさんにワイヤーを無くしたことを説明すると、「いいよ、いいよ」って。結構な金額を吹っかけられるかもとドキドキしていた私は拍子抜けし、子ども達も「優しい」って感激。こういうの、のどかでいいなぁ。
ごめんなさい、そしてありがとう。
アユタヤ駅では電車の遅れを示す掲示板がありました。私たちの電車は11分遅れ。思ったより優秀じゃん。
3番ホームから出るとのこと。「どうやって3番ホームまで行くの?」と次女。
線路を直接越えていくねん。大阪にはない風景。
駅員さんが観光客に声をかけてくれます。「バンコク行き、もうすぐ来るから3番線に移動するよー」って。みんなでゾロゾロ。。。帰りもまた席を確保するために、人があまり乗らないであろう車両付近で電車を待ちました。
結果20分くらい遅れましたが、無事に到着。帰りはみんな爆睡でした。
ホテルのプールで気分転換&バンコクのナイトライフを垣間見る
帰ってすぐにホテルのプールですっきりし、夜は繁華街に連れ出しました。
このままでは「バンコク=臭い、汚い、空気悪い」の印象が強すぎると思ったので・・・
シーロムの辺りに行くことにしました。
超繁華街。
服もコスメもカフェも。なんでもあります。
食べ物屋さんもたくさん。
パッポン通りの辺りも通ってみました。。。
写真にはないですが娘たちより夫の方が危険な怪しい通り(笑)
そしてサイアムの方にも移ってみました。
セレブ御用達のサイアムパラゴン、入ってみたものの大きすぎてどうにもこうにも・・・(@_@;
っていうかハイブランドしか入ってないし!我が家には無縁。
その後、この近くのフードコートで晩御飯して帰りました。
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